魚屋の喰い処まつ田【公式】

越前の海を五感で味わう海鮮処。
目の前の定置網で獲れた地魚や、極上の越前がにを港直送の圧倒的な鮮度で。
お魚が繋ぐご縁【一魚一会】を大切に、最高の一皿でお迎えいたします。

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2026-07-28 13:39:00

せいこがには一度にどれだけの卵を産む?外子と内子の違いと、奇跡の「10万粒」が育む濃厚な旨味

福井の冬を語る上で欠かせないのが、越前ガニのメスである「せいこがに」。小ぶりな体にぎっしりと詰まったオレンジ色の「内子(うちこ)」と、プチプチとした食感がたまらない「外子(そとこ)」は、全国に熱狂的なファンを持つ冬の味覚です。

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「ところで、せいこがには一度にどれくらいの卵を産んでいるの?」そんな素朴な疑問に、魚屋の視点から詳しくお答えします。

実はその数、想像を超えるスケールなんです!

 

1. 答え:一度に「約7万〜10万個」の卵を産む!せいこがにが、お腹に抱えている「外子(抱卵)」の数は、なんと一度の産卵で約7万〜10万個にも及びます。

甲羅の大きさがわずか7〜8cmほどの小さな体で、これほど大量の卵を大切にお腹に抱え込んで守っているのです。

1回目の産卵(初産):約5万〜7万個

2回目以降の産卵(経産):約7万〜10万個(体が大きくなるため数が増えます)

腹腔を埋め尽くすあのプチプチとした外子は、まさに生命力の塊と言えます。

 

2. 「内子」と「外子」の違いとは?せいこがにの最大の魅力である2種類の卵。

これらは実は「成長段階の違う卵」です。

 

種類状態味・食感の特徴内子(うちこ)甲羅の中にある「未熟卵(卵巣)」ウニやカラスミに例えられるほど、ねっとりと濃厚な旨味外子(そとこ)お腹に抱えている「受精卵」シャキシャキ・プチプチとした弾力のある心地よい食感甲羅の中で旨味を極限まで蓄えた「内子」が、やがてお腹側へ押し出されて「外子」となり、海へと旅立っていきます。

 

3. なぜ「12月末まで」しか食べられないのか?せいこがにの漁期は、11月6日の解禁から12月末までのわずか2ヶ月弱。

越前ガニ(オス)が3月まで獲れるのに対して、なぜメスだけこんなに短いのでしょうか?

理由は「資源保護」のためです。

10万個もの卵を産むせいこがにを守ることは、未来の越前ガニを守ることに直結します。

卵が孵化(ふか)する直前の大切な時期を避け、乱獲を防ぐために、厳しい漁期制限が設けられているのです。

 

■ まとめ:短い旬に凝縮された「生命の恵み」一度に10万個もの命を育むせいこがに。

あの濃厚な内子とプチプチ弾ける外子は、過酷な北陸の深海で命を繋ぐために蓄えられた、奇跡のような栄養と旨味の結晶なのです。

濃厚なコクを味わうなら:甲羅の「内子」とカニ味噌を和えて

食感を楽しむなら:お腹の「外子」に少しカニ酢をかけて

12月末までの限られた期間だからこそ、出会えた時の感動はひとしおです。

 

「魚屋の喰い処 まつ田」でも、この短い旬の旨味を余すことなく皆様にお届けしています。

今シーズンもぜひ、福井の宝物「せいこがに」をご賞味ください!