大将まつたく日記
2024-07-14 15:33:00
夏休み
夏休みというとウキウキする気持ちに始まり、終盤に差し掛かるにつれて宿題が終わらない焦りと闘う少年のころの気持ちをいつも思い出す。
こんな辺鄙な田舎の村にもたくさんの海水浴客が押し寄せ賑やかになったものだ。
ローカルの特権で生き生きと海で泳いだ記憶が今でも蘇る。
砂の焼けたにおいとイカを焼く香ばしい匂い。
浜茶屋では小学生には高いので家に帰って昼ごはん。
テレビでは高校野球中継が常に流れていた。
一家で忙しい日々を過ごしている中、良くも悪くもほっとかれて育ったため毎日海にいた気がする。
そんなお客様には非日常が日常で感動するポイントが違っていた。
当たり前に見ていた夕陽もたまに来る人には感動の思い出だっただろう。
大人になり行動範囲が広がって旅行などできるようになって当り前じゃないことに気づかされた。
毎日が豊かな生活にあふれていたんだなと感じる。
自然は今も変わらず豊かだ。
われわれ人間が変わってゆくだけだ。
今年の夏休みは、大阪から住み込みのアルバイトが来る。
どんな出会いや思い出ができるか楽しみだ。
さあ、夏のはじまりはじまり・・・